自宅サーバーと、裸族のテラスハウスのファン異音解消方法

先日自宅のサーバーを総入れ替えしたのですが、今回はMac miniで組むことにしました。
以前事務所で使うと記事にしたのですが、M1 MacBook Airが来てしまい、あまりの性能差にもうこれでいいやと事務所を引退して余っていたのです。

Mac miniはハードディスクを増設する事が出来ませんから、豊富なポートを生かすことにしました。
その際、元々使っていたWestern DigitalMy Book Studioだけではドライブ数が足りないのでちょっと考えることに。
HDDは高温に晒されると寿命が極端に短くなりますから、空冷用のファンが搭載されているものが良いな……と探してみたところ、センチュリー裸族のテラスハウスが非常に良い感じでしたのでチョイスしました。

裸族のテラスハウス。
HDDを二台搭載する事が出来、各種RAIDが設定可能。
別々のドライブとしても設定可能で、使い勝手が良い。
Type-CケーブルでMac miniと接続する。

ところがコレ、何かしらの相性が悪いのか色々問題が発生しました。

サーバーを再起動し、ログインすると何故かファンが止まる

購入直後から起きている問題です。
サーバーを立ち上げると、ケースファンが回転するのですが、ログイン画面からログインすると何故か停止します。
HDD自体は認識されるのですが、何故かファンは止まって動きません。

一度メーカーへ送って確認して頂いたのですが、再現性がないとのことでそのまま戻ってきました、謎。
購入店で交換もして貰いましたが、同じ症状が出ます。

一応、ログイン後にケースの電源を入れるようにすればファンは止まらないのでそれで運用はしています。
サーバーなので、月に何度も再起動しませんしね。

ケースファンから異音がするようになった

稼働開始から2〜3ヶ月程度した頃から、ファンから異音がするようになりました。

どうもこれ、傾向不良のようでネットで情報を集めてみたところ、ファンから異音がするようになった、というものが散見されました。
原因としてはファンと基盤の間のケーブルが動きやすく、ファンに接触してしまうようです。

ケーブルとケースを加工して対処可能

ケーブルに関しては、捻ることで対処が可能です。
長さは若干短くなりますが、ツイストペアケーブルとしてノイズに対しても強くなります。
ツイストペアケーブルは通信用ケーブルに使う物ですし、ケースファンなのでノイズがどうこういうのも何ですが、そこは気分の問題と、捩る事で動きにくくもなります。

そしてケースの一部をカットしてファンに接触しづらくします。
ファン周辺はプラスチックで出来ているので、加工は楽でした。

青く囲った部分をカットし、ケーブルを通すことでファンとは接触しなくなる。
簡単に出来るので、オススメの改造。

ファンの交換に関してはメーカーも考慮に入っているようで、工具を使わず簡単に交換する事が出来るようになっています。
何か異音がするようになってきたな……という方、一度取り外してファンを清掃したり、交換したりしてみると良いかもしれません。
自分の様に、改造してしまうのも手だと思います。

勿論、メーカー保証は受けられなくなりますから、それだけは注意が必要です。

システム全体として、静音化と冷却性能が向上できた

やはりファンから異音がするというのは気になりますし、対策することが出来て良かったです。

各機器にファンもついているが、システム全体もファンで強制冷却する事で安定性を増している。
仮組み時のものなので、ケーブル類が未成なのはご愛敬。

以前はタワーケースでサーバーを組んでいましたが、性能向上によりここまでコンパクトにまとめる事が出来てなかなか面白いです。
自分は基本的にファイルサーバーやストリーミングサーバーを中心にしか使っていないから、というのもありますが、コンパクトにまとめられるのは良いですね。
IX2015VPNを組んで、何処に居てもファイルにアクセス出来るのも良いです。

皆様も、快適な自宅サーバーライフを。

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