MVNOとストレス・マーケティングと

iPad proを買って以来、モバイル環境が素晴らしくなりすぎて自宅や事務所以外でもホィホィ作業するようになりました。
その際問題になりやすいのが回線問題なのですが、ここ2年ほどはNomad SIMを利用しています。

Nomad SIMはSoftBankのNVMOで、契約期間の縛り無し、通話回線無し、毎月のプラン容量は100GBと300GBで価格はそれぞれ3600円と4800円と非常にお手頃、かつなかなかの回線品質で使いやすいサービスでした。

ところが去年から、突然状況が悪化。
回線は繋がっているのに速度は異常と言えるレベルまで遅くなり、7月には突然300GBプランの新規提供終了。
2021年4月には強制的に100GBプランへと移行されました。
また、4月23日には2021年5月1日より100GBプランの廃止及び50GBプランへの強制的な移行が告知されました。

これはストレス・マーケティングなのではないか

以前私はストレス・マーケティングという言葉を定義しました。

ユーザーを過度に苛立たせ、必要以上に追い込むことで用意された逃げ口へと誘導するマーケティングをストレス・マーケティングとしています。

2020年初頭に始まったCOVID-19による緊急事態宣言、それにより急激に高まったテレワークとその基板を支えるネットワーク、その中でも特にモバイル回線の需要が非常に高くなり回線に負荷を掛けていたことを記憶しています。
その際、回線の負荷を下げるためにNVMO業者の帯域を絞ったことが原因でNomad SIMの回線に問題が起きていたようです。
また、ほぼ同時期に300GB容量プランを強制停止、これはNomad SIMの告知にも記載されました。

掲載されたテキスト。この際はNVMO提供業者に説明無く回線を絞っていたようだ。

これは以前、楽天がSANNETを吸収した際にも似たことがあった件に似ていて、どうも顧客にストレスをわざと掛けて乗り換えを促しているのではないかと思えます。
Softbankはその当時Y mobileという子会社でSIMを提供していましたから、そちらへ誘導したいのではないかと推測していました。

疑惑は確信へと変わる

今回は遂にMVNO業者へ100GB容量を廃止、50GBへ強制移行すると突然の通知があったようです。
私にも、Nomad SIMより以下のようなメールが届きました。

Nomad SIM側も突然の連絡に驚いた様子。

このいくならんでもどうかと思いましたが、ソフトバンクにはこれをやる理由があります。
そう、子会社からLINEMOという格安回線サービスが始まっているのです。
20GB2480円のプランを提供するLINEMOにとって、同じ回線を使用しつつ100GBの容量プランを3600円で提供する他社のNVMO(Nomad SIM)は邪魔です。
現在は回線容量の削減でまだ済んでいますが、回線速度を絞るのではないか、と考えています。

より、快適に使用出来る自社のサービスへ誘導する為に、回線容量を確保するために。

いやいや、日本企業がそんなことはしないだろう……と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は既にSANNETが楽天に吸収された際に似たことをされています。
ソフトバンクは何かと信頼に値しない行為をしてしまう企業として、評判が広がっていることからも、可能性は否定出来ないと考えます。

確かにNVMO業者は大元となる通信事業者から回線を借り、格安で提供するものではあります。
しかし、企業間取引における倫理はどうなっているでしょうか。

暫くはNomad SIMを使うけど、状況次第では

5月から回線容量が50GBになるとはいえ、Nomad SIMのサービスはまだ私にとって魅力的です。
しかし、回線速度の低下等が見られた場合は乗り換えを検討します。

その際にはSoftBank系列の回線を使う事はないでしょう。

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