M1 Macを買ったので、レビュー

タイトルに書いてあるとおり、M1 Macを買いました。

ハイパワーな処理が必要な時はデスクトップを使ってきましたが、とはいえモバイルの進化も追いたいところ。
iPad Proも相当に良いのですが、それでは辛い処理などもあるのでMacBookを買い換えようと思っていました。
そんなおり、Apple Siliconの発表とM1 Mac発売。
ちょっと遅くなりましたがMBAを買ってみました。

まずは届くのに時間がかかる

メモリは16GBは最低でもないとキツいよなー、と思ってBTOしたのが運の尽き、到着まで1ヶ月もかかりました。
これは現在世界中のメーカーからCPUの製造を依頼されているグローバルファウンダーであるTSMCがパッツンパッツンであること、コロナ禍でパーツがなかなか揃わないことなどが原因のようです。
もう毎日のようにいつ発送されるのかなー、いつ発送されるのかなーとやきもきしておりました。

バッテリーの持ちはどうか

で、届きまして、早速数日使ってみてのレビュー。

これは公称16時間とのことですが、正直それどころじゃ無い気がします。
朝8時に起動して、途中数時間のあきはありましたが午前3時頃まで使用してバッテリー残量が35%。
これ、余程変な事をしなければ事務作業テキスト作業なら24時間持っちゃうんじゃないかなあ?

やっていたことは基本的にWebで調べものをしつつ、テキストを入力してました。
ストリーミングサービスで動画や音楽を再生しながらでしたが、重くなることもなく快適そのものでしたね。

処理性能は

正直これもう十分じゃないですかね?
Adobe Photoshop、Illustrator、XDを同時に起動、音楽を流しつつ作業してみましたが、マシンが熱くなることもなく、非常に快適に作業出来ました。
動画作業はやっていませんので、そのうちやってみたら改めてレビューします。

マシンは熱くなるか

正直に言いますけど、全く熱くなりませんでした。
動画のレンダリングを数時間単位でやれば熱くなるかもしれませんが、数時間デザイン業務をやってみた感じでは全く熱くなりません。
ほんのり、暖かい程度でした。

MacBook Pro買う必要ないンじゃないかなーと思っていましたが、とりあえず自分は今のところ不要かな、と。
ファンレス設計のMacBook Air、大変快適です。

バカに出来ない音質

正直これは期待していなかったのですが、かなり良いです。
勿論、ピュアオーディオには遠く及びませんが、作業用BGMを流す程度、動画を見る程度ならば十分な音質です。

iPad Pro(3rd)を買ったときから思ってましたけど、Appleのスピーカーチューニング良いですよね。

そういえばアプリは対応してるの?

いやこれがですね、Apple Siliconに対応していないアプリでもRosetta2によって快適に動作します。
自分が使っているアプリでは全く問題無かったです(Adobe系、MS Office系を中心として)。
あと、ATOKも今のところ非常に快適に動いています。

2年以内に移行を完了する、とAppleも公言しているので、周辺メーカーも対応を近々完了することでしょう(Appleがアプリ開発者にボタン一つでApple Siliconに対応出来る変換環境を提供しているそうですし)。

iOSアプリが使えるらしい

SoCがApple Siliconになったことで、iOSと更に親和性が高まりました。
使えないアプリもありますが、Mac上でiOSアプリを利用することが出来ます。

例えば、自分はラジオが大好きなのでRadikoのアプリをiPhoneで使用しているのですが、これをMac上で起動できます。
ただし、使えるアプリ、使えないアプリがあるようです。
今後はきっと改善されていくことでしょう。

多分。

Side Carは洒落にならんくらい使い勝手が良い

自分はサブディスプレイが欲しい人間なのですが、モバイルモニタを買うのも嫌で、iPadをサブディスプレイにするアプリ等を使ってきました。

ところが数年前に、Side Carが登場。
これはiPadをサブディスプレイにするApple謹製の機能なのですが、以前使っていたMacBook Pro(2015 Mid)では使う事が出来ませんでした。
今回M1 Macを買う事で使う事が出来るようになったので試してみたところ、バッテリ全然使いませんねコレ。
それからフレームレートも安定してます、動画流していても快適そのものです。

対応しているMacBookを持っている方でSide Carの機能を使ったことが無い方、是非使ってみて下さい。
ぶっ飛びますよ。

買うメリット、デメリット

ザッとですけど書いてみましょうか。

メリット

  1. 10万円で信じられない程高性能なモバイル環境が手に入る。
  2. 相性問題はRosetta2のおかげで考えなくて良い。
  3. バッテリーの持ちは公称値より良い可能性がある。
  4. iOSデバイスとの相性が良く、連携がしやすい。
  5. スピーカーが結構良い。
  6. サブディスプレイを使いたい人にも、SideCarはとても良い。

デメリット

  1. BTO(RAM等のカスタマイズ)をすると届くまでに時間がかかる。
  2. 周辺機器との連携にはType C変換アダプタが必須。
  3. 後からメモリやSSDの追加が出来ない。

こんなところでしょうか。
M1 Macは気になっているけど、次のが出てからかな……と考えている方、今買っても間違いないです。

ただし、15インチモデルはまだありませんが。

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